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| 大西町は、今年町内会創設３０周年を迎えました。創設間もない頃から現在まで町の大切な財産として守りつづけているものの一つに女子児童による踊り『みかぐら』があります。披露する場所は、盆踊り会場とお御輿パレードの道中４箇所です。 地元に小学校（鶴岡市立朝暘第六小学校）が開校した頃、有志の先生が始めたみかぐらクラブがきっかけで学区町内会に広がっていったものですが、近年は時代の変化や子供達の減少により学区内で続いているのは大西町のみとなりました。当町内会も６年生を対象にスタートしその後５，６年対象となり現在は、中学生も含め総勢４６人（０４年夏祭り）でその約半数は中学生です。 子供達は夏休みに入ると朝６時から一週間の練習に入ります。初めての踊りに戸惑いがちな５年生には中学生が先輩として優しく指導します。心強いのはかつて『みかぐら』を踊った子供達が社会人、学生になっても指導に駆けつけてくれる事と縁の下の力持ちとして支えてくれる地域ＰＴＡの方達がいることです。 先輩から後輩へと脈々と続いている『みかぐら』が学校とは違う地域教育の一助となるものと自負しています。また子供達の姿に教えられ学び感動することも多く、今後もこのかけがえのない宝物を絶やすことなく子供達とともに続けていくことが私達大人の責務と思っています。 町内会総務部長、元青少年育成部長 佐藤 清 |
2021年夏まつりに向けての練習風景
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